専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
東京替わりで自慢の末脚爆発だ!
2019/2/9(土)
どうも!美浦の古川です。
土曜の東京競馬は降雪による安全な開催施行に支障がある為、中止となってしまった。千葉や茨城方面は結構な量の雪で積もるところもあったが、皮肉なことに開催の時間帯、東京競馬場のある府中はほとんど雪が降らなかった。
JRAの判断が適切だったか疑問もあるが、今回は月曜が祝日だけに開催中止を早々に決定した経緯もありそう。ただ、月曜も雪予報が出ているだけに、代替開催が無事行えるか不安も残るんだよな。
ま、それはさておき、日曜の狙い馬だ。東京5Rに出走する⑫ニシノカツナリ(牡3、美浦・水野厩舎)がターゲット。まだ新馬を使っただけで、キャリア2戦目だがコレは面白そうだ。
新馬戦は後方から鋭く伸びて僅かに届かずの3着。メンバー最速34秒1の上がりを使ったが、前が止まらず惜しい内容の競馬だった。あれなら東京替わりは歓迎だろうし、使っての上積みも十分。持ち前の末脚をフルに発揮できれば差し切れるんじゃないか。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。