専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
今年まさかの未勝利厩舎が意気込む期待馬
2019/2/22(金)
どうも!美浦の古川です。
今週からいよいよ中山開催。東京もイイんだが、やはり昔から馴染みが深くて勝手知ったる中山のほうが気分的にも楽。馬券でもスタートダッシュを決めて、皐月賞までの2開催を余裕をもって満喫したいと思ってる。
さて、土曜からは中山5R出走のライル(牡3、美浦・手塚厩舎)をオススメしたい。日曜の中山記念に出走するラッキーライラックの弟という良血で、初戦も当然人気を集めたが後方から脚を伸ばすも③着まで。無理をさせずに一息入れられたが、仕上がりは上々。
調教師も「未勝利クラスにいる馬じゃないし、まだまだ上を目指せる馬。今度は負けられない」と強気一辺倒。手塚厩舎は今年まだ未勝利だが、この馬が待望の初勝利を決めてくれそうだ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。