専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【アーリントンC】乗り方ひとつで一発あるぞ!
2019/4/12(金)
どうも!美浦の古川です。
いよいよ日曜は平成最後のクラシック・皐月賞だが、その前に土曜の中山グランドジャンプも見逃せない大一番だ。
主役は当然、前人未到の四連覇がかかっている⑤オジュウチョウサン(牡8、美浦・和田郎厩舎)。
「絶好調ってほどじゃないですけど順調。自分の力はちゃんと出してくれそうです」と石神は笑顔でV宣言。王者の貫禄を今年も見せ付けてくれるんじゃないか。
相手は関西馬。オッズ次第でもあるが、⑩④①の3頭に絞って馬券は狙おうと思ってる。
それと阪神メインのアーリントンC。栗東に滞在して調整も順調な⑥ニシノカツナリ(牡3、美浦・水野厩舎)をもう1度追いかけたい。
スプリングSは後方追走から大外ブン回しの大味な競馬。その割には着順ほど大きく離されてはいないし、乗り方ひとつで重賞でも勝負になっていい馬。
今度は関西圏で人気もガクンと落ちるし、外回りの阪神マイル戦なら一発あっても驚けないゾ。馬連を手広く、単勝もコッソリ買って応援するつもり。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。