専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【福島牝馬S】叩いて上向きのあの馬から!
2019/4/19(金)
どうも!美浦の古川です。
世間は改元に伴う10連休に関するニュースでもち切りだが、我々にとっては春の競馬ハイシーズン真っ只中。大レースへ向かう馬たちの動向チェックに忙しい。
今週こそGIは小休止だが、東西主場が開催替わりで見逃せない3つの前哨重賞が組まれているからな。人間のほうも体調を崩さないように注意しつつ、週末の馬券勝負に備えたい。
土曜はまず福島メインの福島牝馬Sから。当然、関東のディープインパクト産駒2騎に注目だが、積極的に狙いたいのは⑥フローレスマジック(牝5、美浦・木村厩舎)のほう。
中山牝馬Sでは早めの進出から直線一旦は先頭に立ちアワヤのシーン。まだ本調子に戻り切っていない中であそこまでやれるのだから、叩いて上向いた今回は好勝負必至だろう。
馬券は③ランドネ、⑩ダノングレース、④カワキタエンカ、⑤デンコウアンジュあたりを相手に馬券を組み立てようと思う。
東京は開催初日。馬場コンディションをよーくチェックしてから狙いを定めたいが、8Rの⑪ポップアップスター(牡5、美浦・金成厩舎)、10Rの①ジナンボー(牡4、美浦・堀厩舎)は取材の感触も良く、連軸信頼度は高そう。直前オッズも確認しつつ、最適な馬券で仕留めたいところだ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。