専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【天皇賞・春】楽しみが膨らむばかり!
2019/4/27(土)
どうも!美浦の古川です。
今日の東京競馬場は季節外れの寒さでベテランにはチョット辛い1日だったな。全国的にもインフルエンザが流行ってるなんてニュースもあったし、皆も油断しないで体調管理に注意して競馬を楽しんで欲しい。
昨日美浦から京都競馬場に出発したフィエールマン(牡4、美浦・手塚厩舎)は、アクシデントなく無事に到着したという話。輸送をクリアして、まずは第一関門突破といったところだな。
芝のコンディションはそれほど悪くならなそうだし、大一番へ向けて楽しみが膨らむばかり。菊花賞に続くビッグタイトル獲得を期待したい。
天皇賞以外で日曜の狙い馬といえば、東京メインのオークスTR・スイートピーSに出走する⑤クールウォーター(牝3、美浦・堀厩舎)だな。
新馬勝ちして2戦目も中京を使ったんだが、小柄な牝馬だけに輸送の負担は少なからずあった模様。好状態はキープできており、今度はトレセンからの距離がグンと近くなる東京競馬場。
素質馬揃いの堀厩舎の中でも非凡な能力を買われている1頭で「是が非でもオークスへ送り出したい」と気合十分。国枝厩舎の2騎を筆頭にライバルは手強いが、互角以上にやれていいハズ。今のところ、単勝と⑦⑥⑩④あたりを本線にした馬連あたりで勝負しようかと思っている。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。