専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
NHKマイルCは1強だと確信しているが…
2019/5/4(土)
どうも!美浦の古川です。
今日は東京競馬場で午後に天気急変。ヒョウが降り出して10R以降が中止になってしまった。雪のアクシデントは珍しくないが、オレにとってもこんな経験は初めて。ま、人馬に大きなケガがなかったようで、それが何よりだよな。
それと、土曜版で推奨したヨシトミ騎乗の新潟12R・ベストアクター(セ5、美浦・鹿戸雄厩舎)が期待通りの末脚で鮮やかな差し切り勝ち!相手は人気薄を連れてきたが、単勝12倍なら上々だろう。
2Rのエコロドリーム(牡3、美浦・岩戸厩舎)も勝っていたので土曜は2戦2勝。まだまだベテラン健在を示す手綱捌きだったよな。モニター越しの観戦だったが、こっちまで嬉しくなってしまった。
日曜も新潟で4頭に騎乗するが、馬券的に一番面白いのはメイン・谷川岳S出走の⑨キャプテンペリー(セ6、美浦・岩戸厩舎)だな。
この馬も追い切りに跨っていて「かなり良くなっている」と好感触。ヨーイドンの瞬発力勝負だと分が悪いが、内が荒れて適度に上がりがかかる今の馬場はこの馬に合うイメージ。
NHKマイルCはグランアレグリア(牝3、美浦・藤沢和厩舎)の1強だと確信しているが、馬券的な妙味は真裏の新潟にありそうだ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。