専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【安田記念】アーモンドアイを負かす可能性があるのは…
2019/6/1(土)
どうも!美浦の古川です。
土曜版で推奨した東京10Rのベストアクター(セ5、美浦・鹿戸雄厩舎)は惜しくもクビ差2着。最後は斤量の差だけだったな~。
単勝も持っていたから悔しいが、本線の組み合わせで馬連18倍。次だとさすがに人気になるので、このタイミングで仕留められたのは何よりだった。結構お礼の声も届いたようだし、この調子で日曜も頑張りたいところ。
安田記念はやっぱり⑭アーモンドアイ(牝4、美浦・国枝厩舎)。帰国初戦でコンディションがどうか?なんて考えながら追い切りを見ていたんだが、コッチの思惑を嘲笑うかのような素晴らしい動きを披露。
完成された最強馬の貫禄を見せ付けられ、思わず唸ってしまった笑。外めの枠だろうが、今の高速馬場だろうが、この馬には関係ないだろう。馬券は素直に相手探し。
やっぱり、相手は中内田厩舎のダノンプレミアム(牡4、栗東・中内田厩舎)になるかな。アーモンドアイと同じ4歳で、今回が初対戦。非凡なスピードとレースセンスは一流マイラーのそれ。
実際、ダービーを除けば6戦6勝だし、今の先行有利な馬場ももってこい。昨年マイルCSを制したステルヴィオ(牡4、美浦・木村厩舎)も面白いと思うが、アーモンドアイを負かす可能性があるのは唯一ダノンプレミアムだけだろう。
配当はつかないので、馬連はほぼ1点。3連系も2頭を軸にギリギリまで絞って買おうかと思っている。前日オッズだと、アーモンドアイの単勝が180円。これ以上オッズが落ちないなら、単勝1本で奮発買いしてもいいけどな。
メインの資金造り用に面白い馬だと、東京2R⑨ジョイクローネ(牡3、美浦・武井厩舎)、東京6R④スリリングドリーム(牝2、美浦・小野次厩舎)、東京9R⑪モンテグロッソ(牡4、美浦・木村厩舎)あたり。直前気配もチェックして狙おうと思ってるが、皆さんの馬券作戦の参考になれば幸いだ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。