専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
土曜日は『○○○軍団』を狙い撃ち!
2019/6/14(金)
どうも!美浦の古川です。
降り出すタイミングで馬場状態が大きく変わってきそうだが、関東地方もまとまった雨量がありそうな雰囲気だな。
梅雨だから仕方ないんだが、今週の馬券はいかに冷静に状況分析できるかによっても、成果が大きく変わってきそう。いつもそうだが、パドック、返し馬までしっかりチェックしてから穴場に並ぶつもりだ。
さて、土曜の狙い馬。サトミホースカンパニー所有の『サトノ軍団』2頭を是非狙いたい。
1頭目は東京5Rの新馬戦に出走する⑦サトノアレックス(牡2、美浦・古賀慎厩舎)。セレクトセールの出身馬の良血馬だが、雄大な馬体をしており、小気味よい動きを披露。
「追ってからも味がありますし、数いるこの世代のオーナー所有馬ですが、東でも3本の指に入る期待馬です」と陣営の口ぶりも滑らかだった。
2頭目は東京11R・ジューンS出走の④サトノソルタス(牡4、美浦・堀厩舎)。
脚部不安で1年以上の長いブランク明けだが、そこは東の名門・堀厩舎。十分に合格点をやれる仕上がりで「(2頭出しの)ジナンボーよりコッチ。素質的にはアッサリまであっていい」と色気タップリだった。頭数の割に楽じゃないメンバーだが、馬券的にはむしろココだろう。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。