専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
使い分ける采配も納得の2頭とは!?
2019/6/27(木)
どうも!美浦の古川です。
先週で東京のロングラン開催も終了し、今週から東は福島開催。いよいよ、本格的な夏競馬へ突入だ。
個人的に新馬戦が大好きなので、フレッシュな2歳馬が続々とデビューするこの時期は毎年ワクワクするんだよな。
先週紹介したブルトガング(牡2、美浦・手塚厩舎)も強い競馬で初陣を飾ってくれたが、今年もノーザンFの生産馬は層が厚く、毎週のように好素材が勝ち上がっている。
今週も期待馬が目白押しなんだが、中でも土曜・福島5Rのアルムブラスト(牡2、美浦・高橋文厩舎)と日曜・福島6Rのブラックトマホーク(牡2、美浦・高木登厩舎)は要注目。
それぞれ、リアルインパクトとカレンブラックヒルという新種牡馬の仔だが、いずれも非凡な動きで先々まで楽しめそうな好素材。
土日で使い分ける采配も納得の2頭といっていい。台風の影響は少し心配だが、どんな走りを見せてくれるか楽しみだ。
重賞は中京と福島で一筋縄では収まりそうもないハンデ戦。美浦勢で馬券のカギを握りそうな馬の耳より情報も入手できたので、週末の「厳選馬」をお見逃しなく。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。