専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【CBC賞】渋った馬場もドンと来い!
2019/6/29(土)
どうも!美浦の古川です。
土曜は各開催場もっと雨の影響を受けると思ったけど、それほどでもなかったな。狙っていた新馬戦は2鞍とも当てることができたし、悪くない形で日曜につなげられそうだ。
その日曜は難しいレースのオンパレードなんだが、東西のメイン重賞は関東から買おうと思っている。
中京のCBC賞は③セイウンコウセイ(牡6、美浦・上原厩舎)。休み明けでも相当仕上がりがイイらしく、渋った馬場もドンと来い。ハンデ差はあるけど、あんまり心配していない雰囲気だったな。
福島のラジオNIKKEI賞は⑤ディキシーナイト(牡3、美浦・国枝厩舎)。スプリングSの後に骨膜で大事をとって休ませたけど、NF天栄が外厩なので大きく割り引く必要はないだろう。「体も精神面も成長してイイ感じ」とテキも上機嫌だった。
最後に忘れちゃいけないのが、函館メインの巴賞。「戻ってきてホント良かった~」と勝春が心底喜んでいた⑤マイスタイル(牡5、栗東・昆厩舎)。
今回からブリンカーを着用するらしく「絶対効果が出るハズ」と楽しみにしていた。3場メイン斬りができれば文句無しだな。
最後にオマケ。前半の資金稼ぎ用に楽しみなのが、中京5Rの新馬戦。⑧プラットフォーマー(牝2、美浦・矢野英厩舎)の陣営から「抜群の仕上がりで、動きも上々。お世辞抜きにイイ馬なんで、化け物級がいなければイキナリ勝っちゃうかもしれません」とオススメされたんだ。
関西馬が相手なので、どの馬券で買うかはオッズを確認しながら手探りになるけど、これは忘れずに狙わないといけない。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。