専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
前走はフロックじゃない!本格化ムード漂う!
2019/7/5(金)
どうも!美浦の古川です。
ヒマさえあれば天気予報と睨めっこしているんだが、このままなら福島競馬場方面は先週のような馬場悪化は避けられそうな見通し。
土曜の早い時間はまだしも、午後には乾いたフェアな馬場状態でやれるといいんだが。
というのも、日曜メインの七夕賞で狙いたい馬の陣営から「滑るような馬場だと全然ダメ。ヤレるかどうかは馬場次第ですよ」と言われてしまったから。
詳しくは明日のココで触れるけど、今年もレースの直前まで悩みに悩んでから馬券を買う一戦となりそうだ。
その前に、土曜の競馬でしっかりと資金稼ぎといきたいところ。
まずは、福島8Rの⑦ベルキューズ(牝3、美浦・武井厩舎)。今週は武井厩舎が質量ともに充実していて「最低でも3つは勝ちます!」と指揮官は強気の星勘定。
この馬も「前走は決してフロックじゃないです。ここへきてホントに馬が良くなって本格化ムード」と鼻息が荒かった。結構人気が割れそうだし、ここから少し手広く構えて狙うつもり。
もう1頭は福島12Rの①ノーベルプライズ(牡3、美浦・古賀史厩舎)。骨折明けの前走は前述ベルキューズを抑えての連対確保だったが、ブランクを一切感じさせない堂々たるレースぶり。
関係者の視線はもっと上のクラスを向いている期待馬だし、ここに入れば元値が一枚違うハズ。こちらはある程度相手を絞ってキッチリと仕留めたいところだな。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。