専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【七夕賞】願い通じて降雨なし!
2019/7/6(土)
どうも!美浦の古川です。
土曜は3競馬場とも何とか雨には祟られずに済んでよかった。日曜も油断は禁物だが、福島は何とかもってくれそうな雰囲気だ。
となれば、昨日に少し予告をしておいた七夕賞の⑮クレッシェンドラヴ(牡5、美浦・林厩舎)には追い風。俄然、食指が沸いてくる。
「重馬場で勝ったこともありますけど、滑るような馬場だとからっきし。乾いた馬場でやれるかどうかです」と腕利きのスタッフから聞いていたからな。
前がある程度流れそうな組み合わせで展開的にも噛み合いそうだし、ここで新進気鋭の厩舎の初重賞制覇があるんじゃないか。
メインまでの資金稼ぎでオススメなのが、福島4Rの②ナイスプリンセス(牝3、美浦・石栗厩舎)と福島6Rの④ホープホワイト(牝2、美浦・武井厩舎)。
今週美浦で横山ノリとカツハルと3人で結構話し込んじまったんだけど、そのときにノリが「今週一番期待してる馬だよ」といっていたのがナイスプリンセス。
前走は息子が乗っていたけど不利の連続で不完全燃焼。ここは親父に乗り替わって威厳を示してくれそうだな。
新馬のホープホワイトは、土曜の5Rで6着だったシエルヴァ(牝2、美浦・武井厩舎)よりも上の評価で「動き上々で、満点の仕上がり。スピードは相当」と強気一辺倒だった。この2頭は忘れずに狙った方がイイぞ!
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。