専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【土曜勝負レース予想】前走は見せ場十分!今回は絶好枠!
2019/8/23(金)
どうも!美浦の古川です。
新潟は今日結構な雨が降ったらしいから馬場コンディションが気になるんだが、朝イチ、新潟1R・障害未勝利から狙いたい馬がいるので楽しみなんだ。
ここが障害デビューとなる⑫ダイワスキャンプ(セ7、美浦・鹿戸雄厩舎)だ。
平地時代に1000万で勝ち負けしていたように脚力は上位。入念に障害練習を積んで、試験も一発でパス。障害センスはかなり高い。
新潟の障害コースは置き障害なので、そこまで障害の難易度は高くない。「これならデビュー勝ちも十分」と陣営も色気タップリ。鞍上で人気は控え目だし、初戦こそ馬券の狙い目だろう。
後半だったら千直の新潟10R・稲妻S。前走の勝ち方が鮮やかな⑨サラドリーム(牝4、美浦・手塚厩舎)もいいんだが、絶好の外枠を引いた⑯エスターテ(牝4、美浦・伊藤伸厩舎)が面白い。
先々週に除外されて、初めての千直となるココに照準を合わせてきた。クラスのメドは既に立てており、前走の函館戦も見せ場十分。陣営は「千直は意外とこの馬に合うハズだから」と虎視眈々。馬場不問タイプなのも心強いな。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。