専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【土曜勝負レース予想】このクラスでは器が違う!
2019/9/13(金)
どうも!美浦の古川です。
今週は3日間開催だから馬券作戦もペース配分が重要になってくるな。中山だけでも全部で36Rあるから、レース選択と資金配分で失敗しないように注意したい。
天候と馬場の見極めも大事。開幕週の先週は芝が例年以上に時計が速くて、それなりの上がりがない馬だと出番がなかったからな。
2週目で先週ほどではないにしろ、まだそれほど傷みはないだろうし、芝は速い時計の想定で馬券を組み立てたほうが良さそうだ。
候補は何頭かいるんだが、その視点に立てば中山12R・3歳上1勝クラスの④ルイジアナママ(牝3、美浦・新開厩舎)をオススメしないワケにはいかない。
前走も狙って結構買ったんだが、上位2頭の決め手に屈した格好の3着。自信満々だったテキも「アノ2頭、あんなに強いのかよ~」と苦笑いで振り返っていた。
ただ「1勝級で足踏みするような器ではない」という評価に揺るぎはなく、ここは仕切り直しの一戦。前走負けた分もひっくるめて、ガッツリ回収させてもらう算段だ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。