専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【土曜勝負レース予想】昇級戦こそが絶好の狙い目!
2019/9/27(金)
どうも!美浦の古川です。
今週は日曜のスプリンターズSが当然目玉なんだが、前日土曜も馬券的に結構面白いレースが多いんだ。しっかり仕留めてG1の資金造りといきたいな。
まずは2歳オープンの中山9R・カンナSから。狙いはアルムブラスト(牡2、美浦・高橋文厩舎)。
前走の新潟での勝ちっぷりも良かったんだが、中間さらに良くなってるらしい。調教を手伝う某騎手からも「素晴らしいデキですよ。狙って下さい」とイチオシされた。少し外めの枠に入ったが、センスがあって鞍上も2度目になるから大丈夫だろう。
もう1頭は、続く中山10R・茨城新聞杯のミッキーバード(牡4、美浦・尾関厩舎)。
休み明け&昇級戦と条件的には楽じゃないんだが、懇意にしているスタッフにいわせると「休ませて馬がパワーUP。久々を感じさせない、申し分のない仕上がり」らしい。
最速上がりで差し切った前走は退けた相手、レース内容ともに上々。以前から厩舎評価の高い馬で、昇級戦で人気が控え目な今回こそが絶好の狙い目だろう。全2勝でコンビを組んでいる鞍上とのタッグ続行も心強いかぎり。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。