専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【カペラS】絶好調、差しが届く展開なら!
2019/12/7(土)
どうも!美浦の古川です。
明日のG1・阪神ジュベナイルFの俺の見解は『メガ盛新聞』のほうでチェックしてもらいたいんだが、ここでは中山の狙いどころを紹介しておこう。
まずは午前中の資金稼ぎに考えているのが、中山3R・2歳未勝利のユールファーナ(牝2、美浦・和田勇厩舎)。
初戦は出遅れてしまい不発に終わったんだが、中間一息入れてガラリ一変。軽めが中心だったデビュー前とはちがって、十分な負荷をかけられるようになった。
これは大きく変わってきそうで、是が非でも馬券で仕留めたいと思っているんだ。あんまりオッズが下がらないことを願うばかり。
あとはメインの重賞中山11R・カペラS(G3)。中心はナナコで連覇を狙うコパノキッキングで大丈夫だと思うんだが、相手候補にぜひ入れておきたいのがドリュウ(牡4、美浦・土田厩舎)。
今は馬の具合がとにかく良くて絶好調といっていい状態。実績は中山より東京にある馬だけど、テンが速くなって差しが届く展開になれば面白いゾ。
前走でオープンでやれるメドは立ったし、人気もないので穴でここでも注目して欲しい1頭だ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。