専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
そろそろエンジン全開!
2014/11/8(土)
どうも!美浦の古川です。
最近は一時期の勢いが影を潜めている田辺だが、先週のJBCクラシックでコパノリッキーに騎乗してG1制覇。上手いジョッキーと日頃から思っており、このG1勝利でそろそろエンジンが掛かってくるだろう。
人気薄でも上位に持って来られるのが田辺の真骨頂で、テン乗りとなるが日曜の東京8R⑦ポップアップハートが狙い目。
気性的に難しいところがあり、勝ち味に遅い馬だが、2走前には0秒2差の④着とようやく競馬になってきた印象。デビューからずっと芝を使っており、今回は初ダートとなるが、陣営は「稽古でのダートの走りは悪くないし、血統的にもこなせそう」と砂適性を感じている。
また田辺に鞍上強化している事からも新味に期待している様子で、砂を被らずに上手く運べれば一変があっても驚けない。
強敵は陣営が「戦ってきた相手が違う」と去勢初戦から期待している④リッカルド。鉄砲実績もあり、当日の気配次第では勝たれてしまうかも知れない。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。