専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
月曜こそ初勝利を!‐『月曜穴ズバッ』
2014/11/23(日)
どうも!美浦の古川です。
今週の「穴ズバッ」は“後藤浩特集”みたいになっているが「今日(日曜)こそ勝てる」と思っていただけに残念!日曜東京12Rマンインザムーンが1番人気に推されるほど、競馬ファンも後藤浩のいち早い勝利を待っているのだろう。
ということで、月曜の「穴ズバッ」でも後藤浩の騎乗馬を取り上げる。東京2R⑭アウリンは月曜最初の騎乗となる鞍で、これで何とか復帰後の初勝利を決めて欲しいところ。
デビュー戦は太目残りで⑩着という結果で、陣営も「初戦は息使いがもう少しだったし、まだ緩さがあった」と仕方なしの表情。その後はソエが出たため放牧に出され、2戦目の今回は3ヶ月ぶり。気になる仕上がりは、後藤浩が跨った最終追い切りを見れば一目瞭然で、後方から併走馬を捕らえると一気に1秒も突き離し、後藤浩の目を丸くさせた。
陣営は「ソエは完治しているし、稽古の動きも抜群。あとはどれだけ集中して走れるかだけど、稽古で乗り役も跨っているから大丈夫だろう」と期待を寄せる。初ダートとあって砂を被りにくい外枠へ回ったのも何よりで、稽古通りの競馬ができれば勝利に導けるだろう。
馬券は前走が忙しい競馬だっただけにこの条件なら前進可能な⑩カイマノアと、前走でダート適性を窺わせた④セイウンオセアンを本線に、馬単と馬連で攻めたい。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。