専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
オススメするのは穴っぽい新馬!
2014/12/5(金)
どうも!美浦の古川です。
人気のない穴馬を狙うのが私の馬券スタイルとあって、そのような馬を多く抱える厩舎への取材は毎週欠かせない。いわゆる穴厩舎の中でも必ずチェックしているのが高木登厩舎で、今年のスプリンターズSでは12番人気のスノードラゴンを優勝に導いた事は記憶に新しい。平場のレースでも幾度となく馬券に絡み、オイシイ思いをさせてもらっている。
暮れの中山、初っ端の「穴ズバッ」でオススメするのも、高木登厩舎の期待の新馬。中山4R⑦ホワイトフーガは牝馬ながら500キロを優に超える好馬体で、推進力のあるフットワークがセールスポイント。厩舎は「大型馬の割に素軽い動きで、クセのない馬。入厩してからも十分に乗り込んでいるので、初戦からやれる手応えがある」と期待を寄せる。
ジョッキーも直前に跨って手応えを掴んでいる様子で、スムーズに回ってこられればイキナリから勝ち負けになりそう。ここは単複勝負で臨むつもりだ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。