専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
この新馬も初戦から狙える!
2014/12/12(金)
どうも!美浦の古川です。
先週土曜にオススメした新馬ホワイトフーガ(中山4R)は7馬身差の圧勝。ただ1番人気に推されたのは計算外で、実入りが少なくなってしまったのは悔やまれる。
さて本日の土曜「穴ズバッ」でお伝えする新馬は、人気にはなりそうにないので狙い目十分である。中山6Rの⑩ヤングマンパワーは地味な血統ながら、厩舎も乗り役も評価がかなり高い素質馬だ。
テキが「イイ走りをして水準以上の動き。これなら初戦から楽しみ」と言えば、毎週のように稽古に跨る鞍上も「古馬と併せても常に先着。能力のある馬なのでイキナリからやれそう」とともに期待を寄せている。時折若さを見せたり、走りに力強さが欠けるが、持ち前の能力を発揮すれば好勝負になろう。
強敵は③ロイヤルスピリッツ。こちらは半姉に交流重賞勝ちがあるグレイスティアラがいるが、柔らかいフットワークから芝での活躍を期待されている。乗り役も惚れ込んでいる様子で、ここは逆転までありそうだ。また穴馬として⑥ディアエスタードがオススメ。素直な気性で新馬向きとの事で、稽古通りならイキナリから勝負になっても不思議ではない。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。