専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
カツハルのオススメ馬!
2015/1/17(土)
どうも!美浦の古川です。
先週月曜にポンポンと連勝した(田中)カツハル。毎週トレセンで取材するが、今週は両目が開いた事もありカッチースマイルがよく見られ「日曜に勝ち負けになりそうなのが居るよ」と耳打ちしてくれた一頭が日曜の「穴ズバッ」だ。
中山3R(3歳未勝利)の⑥キョウエイプライドはデビュー戦から手綱を取っており、素質を高く買っている様子。当人は「前走の5着はスタートのタイミングが合わず後手に回ってしまったのが全て。大型馬で使いつつ良くなるタイプだし、まともなら今回は差のない競馬ができるはず」と色気タップリ。
また厩舎も「今回も体が増えているけれど、稽古でテンから飛ばしているように動きは重くない。ジョッキーも“イイトコある”と言ってくれているので、ここは楽しみにしている」と期待を寄せており、スタートを決めて流れに乗れれば今度こそ勝ち負けになる。
相手に取り上げたいのが⑮タケルラグーン。土曜のメインをコスモソーンパークで今年の初勝利を挙げた池上昌弘厩舎は日曜のラインナップも良く、同馬も「気合いが乗っていて、状態も良いので、展開がハマれば」と期待している。この2頭の決着ならオイシイ馬券になりそうなので、是非とも狙ってみたい。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。