専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
これでダービーの資金を作る!
2015/5/30(土)
どうも!美浦の古川です。
週中のトレセンでのトラックマン達は「やっぱりドゥラ(メンテ)の2冠だろう」「いやいやリアルスティールだよ」「サトノだって巻き返せるよ」と喧々諤々(けんけんがくがく)。ダービーを的中することはトラックマンにとって重要であり、競馬ファンに自分をアピールするには絶好の機会で、みんな必至である。私も後輩トラックマン連中に負けないように、キッチリと的中馬券を掴み獲るつもりだ。
さて、そのダービーの資金作りとして日曜東京3R(3歳未勝利)の⑱クールエイジアを狙う。新馬戦では逃げて4着、2戦目は後方から大外一気の競馬で3着と脚質に幅があることを披露。騎乗したヨシトミ(柴田善)も「とても従順な馬で乗りやすい」と評価が高く、また厩舎でも「未勝利は勝てる能力を持っている」と期待を寄せている。
前走は目の外傷で出走を取り消したが、もう心配ない様子。前走で差す競馬を覚えたのは強みで、直線の長い東京に舞台が変わったとなれば差し切りも十分だ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。