専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
厩舎と鞍上の星勘定鞍!
2015/6/6(土)
どうも!美浦の古川です。
最近、トレセンでは中館厩舎のオリジナルジャンパーを着て追い切りに跨がる松岡(松岡正海騎手)を見かけるのだが、メジャーリーグの某球団に似たピンストライプの柄はよく目立つ。
立場としてはフリーの身の松岡だが、厩舎の主戦ジョッキーと言える状況で、安田記念当日の日曜も厩舎の“星勘定鞍”に騎乗。それが東京3R(3歳未勝利)の⑬ウィスパーノットだ。
デビュー戦の時は松岡が騎乗停止中のため(三浦)コウセイが代打。その前走は経験馬相手だったことに加え、スタートで出遅れ。道中でも前が壁になってなかなか抜け出せず、不良馬場だったこともあり、追い込みも届かず⑥着と敗れた。
その後は放牧で立て直され、帰厩後は2週続けて松岡が稽古をつけ好仕上がりの様子で、鞍上も「今回はオレが決める」と気合い十分。まだ中舘厩舎の馬で勝っていないだけに、早いうちに結果を出したいところで、今回がそのチャンス。ユッタリと流れるこの条件は合っていそうで、直線の長い東京ならアッサリまであって驚けない。
相手も東京ダ2100mで好走している④ミスエリカと⑩マカワオクイーンしか見当たらず、安田記念の良い資金作りとなりそうだ。
最近、トレセンでは中館厩舎のオリジナルジャンパーを着て追い切りに跨がる松岡(松岡正海騎手)を見かけるのだが、メジャーリーグの某球団に似たピンストライプの柄はよく目立つ。
立場としてはフリーの身の松岡だが、厩舎の主戦ジョッキーと言える状況で、安田記念当日の日曜も厩舎の“星勘定鞍”に騎乗。それが東京3R(3歳未勝利)の⑬ウィスパーノットだ。
デビュー戦の時は松岡が騎乗停止中のため(三浦)コウセイが代打。その前走は経験馬相手だったことに加え、スタートで出遅れ。道中でも前が壁になってなかなか抜け出せず、不良馬場だったこともあり、追い込みも届かず⑥着と敗れた。
その後は放牧で立て直され、帰厩後は2週続けて松岡が稽古をつけ好仕上がりの様子で、鞍上も「今回はオレが決める」と気合い十分。まだ中舘厩舎の馬で勝っていないだけに、早いうちに結果を出したいところで、今回がそのチャンス。ユッタリと流れるこの条件は合っていそうで、直線の長い東京ならアッサリまであって驚けない。
相手も東京ダ2100mで好走している④ミスエリカと⑩マカワオクイーンしか見当たらず、安田記念の良い資金作りとなりそうだ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。