専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
渡英前に勝ち星量産!
2015/6/13(土)
どうも!美浦の古川です。
イギリス遠征中のスピルバーグの稽古に騎乗のため、週中に渡英した北村宏。レースには乗らないが、馬のことをよく知るジョッキーがサポートに回っているようだ。週末の競馬終了後にも現地に行くようで、この土日は勝ち星を量産してイギリスへ向かいたいところであろう。
さて日曜の「穴ズバッ」は北村宏騎乗の東京10R(多摩川ステークス)③マーブルカテドラルをオススメする。2歳時に重賞勝ちし、クラシック戦線にも参戦している実力馬。秋華賞では大きく負けたが、その後の古馬の牝馬オープンでは鋭い末脚でクビ差2着と立て直した。
今回は骨折休養明けで半年ぶりの実戦となるが、入念に乗り込まれ仕上がりは万全。厩舎では「心身とも大分大人になったし、気の良い馬だから鉄砲も利くはず。斤量は見込まれた感があるけど、降級になるし、ベストのマイルなら」と期待十分。テン乗りとなる北村宏も星勘定鞍に挙げており、馬券的には絶好の狙い目。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。