専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
ローカル前の東京で大暴れを期待!
2015/6/19(金)
どうも!美浦の古川です。
昨夏はワンシーズン北海道で騎乗した松岡(正海騎手)。苦戦を強いられるかに思われた騎乗馬の確保も問題なく、函館と札幌で11勝を挙げた。今夏は従来通りに福島・新潟で騎乗とのことだが、ローカル前の残り2週の東京で、大暴れを期待したい。
さて、土曜の「穴ズバッ」では、その松岡騎乗の東京7R(3歳未勝利)は①オブストラクションをオススメする!デビューから距離を延ばしていき、前走は東京ダ2100m。久々の分、最後は脚を使えなかったが、厩舎では「大型馬なので、叩き良化型。道中も上手く運べているし、今度は大駆けしても不思議ではない」と大変身を期待している。また、デビューから手綱を取る松岡も「エンジンが掛かるのが遅いタイプだから、長丁場は合っているし、ひと叩きした今回は勝ち負けに持ち込める」といつもの強気だ。
最終追い切りでは併走馬を0秒6も一気に突き放しており、使った上積みは十分。前走と同じ条件の今回は最内を引いたこともあり、もう少し前目で競馬をしたいところ。ロスなく上手く回ってこられればチャンス到来だ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。