専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
手が戻る今回は狙い目!
2015/7/24(金)
どうも!美浦の古川です。
この土日が福島最終週。昨日の「四方山話」でも書いたように、久々に開催リーディング争いをしているウチパク(内田博騎手)を狙い打つ。
土曜福島9R・三陸特別の③シャークベイは新馬戦で2着して、2戦目に勝ち上がった素質馬。スタートの良い馬ではなく、ココ3走は直線だけの競馬で馬券圏内に入れていないが、当時に跨がっていたウチパクに手が戻る今回は狙い目である。
陣営は「2度の骨折もあってこのクラスに止まっているけど、ポテンシャルは高い馬。この中間は短期放牧を挟んでジックリと調整できているので、何とか上位に絡んでほしい」と改めての構え。また、東京コースでしか走ったことがなく、今回は初の小回り・右回りの福島だが、「幅を広げる意味でもこの舞台で良い競馬をしてほしい」と厩舎サイドはむしろ期待の様子。上手く立ち回れればチャンスはあるだろう!
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。