専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
休み明けのココが狙い!
2015/8/8(土)
どうも!美浦の古川です。
夏の新潟には、福島をパスして、勝負態勢で出走してくる馬をよく見るが、開幕当初はそういう馬が馬券になる事が多い。
日曜「穴ズバッ」で取り上げる7R(3歳上500万下)の⑨ストロングトリトンも5ヶ月ぶり復帰戦は、新馬で4馬身差の圧勝したこの舞台。当時は逃げ馬に有利な重馬場だったとは言え、直線でも余力十分で後続を突き放した内容は秀逸だ。
その後、500万では結果を出せておらず、前走もソエを気にした走りで惨敗。この中間は間隔を取って調整され、陣営は「脚元も完治したし、何よりも馬体が1回りも、2回りも大きくなって戻ってきた」とガラリと変わった愛馬に目を細めている。
稽古でもスピード感溢れる動きを見せており、調子の良さをアピール。前走着順や休養明けが嫌われて人気を落とすようなら絶好の狙い目だ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。