専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
昇級緒戦でも即通用!
2015/8/15(土)
どうも!美浦の古川です。
早くも8月3週目となり夏競馬も佳境である。この時季はここで勝負を懸けてくる夏馬と、秋競馬へ向けての叩き台の馬との割合が半々となり、その見極めが重要となる。「馬を見る目はある」と自負しているだけに、ここはキッチリと「穴ズバッ」で示したいと思う所存。どうぞご期待あれ!
さて、日曜の「穴ズバッ」は新潟8R(3歳上500万下)の⑬ホッコーヴァールを狙う。今回はリフレッシュ放牧明けとなるが、実績のある左回りの新潟へ向けてジックリと調整されてきた。帰厩後から気配は良く、500キロを超す大型馬ではあるが、さらにパワーアップした様子。
陣営が「十分に乗り込んでいるので初戦からやれる状態」と言えば、新馬戦以来の騎乗となるカツハル(田中勝春騎手)も「乗り味が良い馬だし、500万でも通用するものを持っている」と色気タップリ。
前走はダート戦で未勝利を勝ち上がったが、芝の新馬で②着しており、芝替わりとなる昇級初戦も問題ない。条件が厳しいと思われている今回こそが、馬券的には絶好の狙い目だ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。