専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
ココが絶好の狙い目!
2015/10/2(金)
どうも!美浦の古川です。
先週も勝ち星を挙げ、JRA通算1689勝(9/26現在)の田中勝春騎手(以下カツハル)は、年内には大台1700勝に到達しそう。当人はあまり記録を意識するタイプではなく、淡々と騎乗していくことだろうが、節目の勝ち星が迫っているだけに注目をしたい。今週、カツハルの騎乗馬の中で狙ってみたいのが、土曜中山11R・秋風Sの⑧シベリアンスパーブだ。
しかし、当人よりも、どちらかと言えば管理する手塚師が色気タップリで「暑い時期はダメなタイプで夏は休養。久々の前走をひと叩きして、この中間は急上昇。最近の中では一番のデキと言っても過言ではない」とトーンは高い。またカツハルも「2走前の同じ舞台では差のない競馬をしているし、中山は合っていると思う」と語り、紙上の印が回っていないのが不思議なくらい。
上がりの速い東京は向かず、中山マイルがベスト条件で、開催最終週のココが絶好の狙い目だ!
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。