専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
土曜の勢いをスプリンターズSでも!
2015/10/3(土)
どうも!美浦の古川です。
土曜「穴ズバッ」でオススメした中山11R秋風Sのシベリアンスパーブは、世間の低評価(単勝8番人気・16.3倍)をあざ笑うかのような快勝。「穴ズバッ」読者にとってはスプリンターズSの資金作りになった事であろう。
さて、日曜の「穴ズバッ」では週中の「四方山話」でも申し上げたようにスプリンターズSを取り上げる。土曜の勢いをG1でも発揮したいと思うので、ご期待あれ!
今年のスプリンターズSは“牝高牡低”と牝馬が優勢で、中でも⑦ベルカントが3連勝でG1タイトルを奪取すると思っている。2走前のアイビスサマーダッシュは新潟競馬場でレースを見たが、外枠を利して前に行き、後半もバテずに押し切り勝ちと強い内容。続く北九州記念では、前々の競馬から直線で先頭に立つと、後続を寄せ付けず重賞連勝と、本格化が窺える。
新潟で行われた昨年の同レースでも0秒1差の⑤着とスプリント戦ならトップクラス。天才(武豊騎手)の手綱捌きに導かれ初のタイトルを手にしよう。
相手となるのも牝馬2頭②ストレイトガール、⑫ウリウリであろう。ともに牡馬相手ででも動じる事はなく、実績からも勝ち負けになろう。そして、穴馬として挙げたいのは⑯ティーハーフ。前走の敗戦は意外だったが、前が早くなる展開なら大外から一気の場面まで想像できる。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。