専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
2匹目のドジョウを狙う!
2015/10/9(金)
どうも!美浦の古川です。
東京開幕の3日間開催の「穴ズバッ」は、週中の「四方山話」でも申し上げた通り手塚厩舎の管理馬で攻めようと思う。
まず土曜は東京5R・2歳新馬戦の⑦アイスコールドを狙う。この牝馬限定戦には関西馬を含め25頭ほどの登録があり、除外の可能性もあったが、そこは無事クリアして出走。
目立った時計も出ていないため注目度は低いが、稽古の動きからはセンスの高さを感じさせる。Pコースでの最終追い切りでは強めに追われる2歳の既走馬に馬なりで先着しており、稽古に跨がった嶋田も「キビキビとした動きで、初戦からやれそう」と期待十分。また手塚師も「仕上がりは良く、力を出せる状態。どんな競馬をしてくれるかイキナリから楽しみ」と色気タップリ。
地味な血統や鞍上から人気が集まる事はなく、先週勝利した同厩のシベリアンスパーブ(中山11R単勝8番人気・16.3倍)のようなオイシイ配当が見込めそう。ココは手塚厩舎の2匹目のドジョウ(穴馬)を狙いに行く!
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。