専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
一発狙うシブイ関東J
2015/10/10(土)
どうも!美浦の古川です。
毎日王冠が行われる日曜東京には、武豊・福永・四位・川田・岩田・Mデムーロ・ルメールなどの関西ジョッキーが東上し、G1ウィーク並の顔ぶれ。名手の手綱捌きを見るのは、この時期の一つの楽しみでもあり、G1の前哨戦となる毎日王冠も見逃せない一戦だ。
しかし、日曜の「穴ズバッ」ではシブイ関東ジョッキーが騎乗する穴馬を紹介。東京2R(2歳未勝利)の⑪ウェーニーウィキーはデビュー戦の前走は0秒2差の③着。前残りの展開の中を差して上位に食い込んだ内容は見所十分で、陣営も「直線で前が詰まらなかったら結果は違っていたかも」と悔しがりながらも勝ち上がりに手応えを掴んでいた。
また鞍上の勝浦騎手は「負けたのは位置取りの差。イイ感触を掴めたし、広い東京コースなら今度こその気持ち」と巻き返しを狙っており、M.デムーロ・ルメールなどが騎乗する有力馬相手に一発を狙っている様子。
再度牝馬同士であり、スムーズな競馬なら今度こそ突き抜けてくる事が想像できる。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。