専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
富士Sはこの穴馬で一発狙い!
2015/10/23(金)
どうも!美浦の古川です。
日曜はクラシック3戦目となる菊花賞。私の菊花賞予想はG1前夜恒例の『メガ盛り新聞』で公開するとして、土曜の穴ズバではマイルCSに直結する重賞・富士S(G3)を取り上げる。
某専門紙の馬柱を見ると無印の⑤ヤングマンパワーだが、G3ぐらいのメンバーなら決して見劣りはない。ここ2戦は古馬相手の重賞で連続③着しており、特に前走の京成杯AHでは外を回るロスがありながら勝ち馬とハナ、ハナ差のタイム差なし。デビューから芝マイルを選んで使ってきており、陣営は富士S→マイルCSという青写真のようだ。
この中間は放牧を挟んでの調整で「気候が涼しくなってきたので状態は良い」と手塚調教師。そして、今回は前日(金曜)に競馬場入りするとの事で「やれる事はやって臨む。一戦毎にレースぶりが良くなっているので、ここでも期待している」と色気タップリ。
3歳馬という事で軽視されているようだが、馬券的には妙味が膨らんでおり、ここは手広く流して高配当を一発狙いたいところだ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。