四方山話


どうも!美浦の古川です。

トレセンの調教の開門は本日から午前7時と、1時間遅くなり冬モード。11月とあって朝は冷え込むようになってきたが、昼は日差しが暖かく、トレセン取材もスムーズだ。

さて、今週はG1はお休みだが、東西で4つの重賞が行われ、特に暮れの2歳王者の前哨戦となる京王杯2歳Sは楽しみにしているレース。

関西から素質の高そうな馬が何頭も東上してくるのでハッキリ言って比較は難しい。ただ、過去の成績を見る限り、東西の成績はほぼ互角と言え、東の馬でも十分に戦える一戦だ。

関東から狙い馬を挙げるとすればトウショウドラフタが面白い。この馬、萱野厩舎でアンライバルド産駒ということで存在自体がかなり地味。失礼ながら人気になる要素はほとんどないが、逆を言えば「穴ズバッ」としては最適。

この前走はハイレベルのマイル重賞。このレースを番手からレースをコントロールして、直線半ばで抜け出し、残り100mまでは先頭に立っていたほど。あのレースを再現出来ればここでも十分に主役を張れる。

トウショウドラフタ

▲新馬戦を快勝した時のトウショウドラフタ


2歳戦だとまだ折り合いの訓練も足りてないので、ガーッと前が飛ばしてしまうことが多くてハイペースになりがちだが、その意味で距離短縮で臨む馬はスタミナ面で一日の長がある。血統や厩舎といったブランドだけで西の馬が人気を吸ってくれれば美味しい馬券にありつけそうで、「穴ズバッ」読者にも是非とも注目してもらいたい一戦だ。