専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
日曜は固め打ち可能!
2015/11/7(土)
![日曜穴ズバ](https://www-f.keibalab.jp/img/yosou/anazuba/tit_sunday.jpg?1581649833)
どうも!美浦の古川です。
先月、キタサンブラックで菊花賞を制した北村宏司騎手は、まるで“燃え尽き症候群”かのように勝ち星から遠ざかっている(11/7現在、28連敗中)。しかし、日曜東京には勝ち負けになる馬が揃っており、打って変わって、一気に固め打ちも可能なラインナップである。
その中で「穴ズバッ」として取り上げるのが、東京6R(3歳上500万下)の⑧ミュールだ。公営・浦和で4連勝して中央へ戻ってきたマル地馬。転厩後は連対がないものの、安定した決め手で差のない競馬をしている。
久々の前走は懸念していた出遅れもあり、持ち前の末脚も不発で⑧着。それでも大きくは離されておらず、ひと叩きした今回は一変濃厚だ。陣営が「使った上積みはあるので、今度は最後のもうひと伸びが期待できる」と言えば、鞍上の北村宏も「展開がハマれば今度こそ差し切れるはず」と改めて期待を寄せている。
中央では未勝利とあって人気になる事はなく、前走の惨敗が嫌われる今回は、絶好の狙い目だ!
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。