専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
名手の手綱捌きに期待!
2015/11/27(金)
どうも!美浦の古川です。
先週月曜の「穴ズバッ」で取り上げたに東京6R・3歳上500万下のフィラーレは蛯名正義騎手が手綱を取り、7番人気ながら②着に好走。前日のマイルCSのイスラボニータで勝つ事が出来なかった鬱憤を晴らすかのような手綱捌きで「さすが蛯名」と思わせた。
さて、土曜の「穴ズバッ」でも蛯名騎乗の穴馬をもう一丁取り上げる。東京2R・2歳未勝利の⑨ペイルブルードットはデビューして2戦④⑦と馬券になっていないが、ともに勝ち馬から0秒2差。特に前走はイレ込みが激しく、小回りの中山でゴチャついた競馬となり力が出せなかった印象。
この中間は放牧に出してリフレッシュさせ、今回は2ヶ月ぶり。陣営は「稽古ではよく動く、能力は高い馬。レース当日の落ち着きがカギとなるが、まともなら勝ち上がれると思う」と期待を寄せる。
蛯名はテン乗りとなるが、そこは名手の手綱捌きに期待。広い東京コースで馬の力を発揮させてくれるに違いなく、印スッコ抜けの人気薄だが積極的に狙ってみる価値はある。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。