専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
2ケタ着順からガラリ一変だ!
2015/12/18(金)
どうも!美浦の古川です。
競馬は条件がハマった時にガラリ一変することがよくあり、特にデビューした2歳馬が2戦目で変わったり、ダート替わりで好走するケースがある。土曜「穴ズバッ」で取り上げる中山4R・2歳未勝利の⑪アフェクテューズも今回変わってきそうな穴馬だ。
2番人気に推されていたデビュー戦はスタートで出遅れると、終始後方のままでゴール。勝ち馬には2秒9も離された⑬着だったが、大型馬だし、脚元もまだパンとしていなかったから仕方なしと言える。
この中間はひと叩きした事で体は引き締まり、脚元もシッカリとして負荷を掛けた稽古ができるようになっている。厩舎でも「動きが軽くなり、全ての面で前走以上。ユッタリと流れるこの距離もいいし、スムーズにスタートを切れれば前走のような事はない」と一変を期待している。
前走の結果とレース内容により人気がガタ落ちになる事は必至なだけに、2戦目の今回は馬券的にも絶好の狙い目だ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。