専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
有馬記念の資金作りはこの新馬で!
2015/12/26(土)
どうも!美浦の古川です。
私の「新馬戦好き」は穴ズバッ読者にも知られているようで「もっと新馬を取り上げて欲しい」との要望があるとかないとか。と言うことで、2015年最後の「穴ズバッ」は人気薄の新馬を取り上げ、有馬記念の資金作りにしたいと思う。
中山2R・2歳新馬の⑭ダーニングイーグルは厩舎期待の新馬で、動きの良さが目立つ素質馬だ。1週前のウッドコースでは併せた格上馬(2歳500万下)に先着を果たしており、跨がった大庭騎手も「勝負根性がある」と素質に惚れ込んだ様子。また今週は調教パートナーに少々遅れを取ったが順調な仕上がりのようで、厩舎サイドでは「大型馬だけど豊富な乗り込み量でイキナリから力を出せる態勢。パワーとスピードを兼ね備えているし、センスもいい」とベタ褒め。
パサパサの乾いたダートはこの馬に合っており、紙上の印が回っていないこの新馬こそが馬券的には絶好の狙い目だ。
そして、日曜中山のメインはグランプリ有馬記念。どの馬を買うかはある程度決まってはいるが、馬券購入前には各馬のデキや毛づや、歩様などを確かめたいところ。「穴ズバッ」読者も有馬記念の馬券を買う時は専門紙やスポーツ新聞を眺めているだけではなく、是非ともパドックを見ていただきたい。
それでは今年最後のG1有馬記念をともに勝ち獲りましょう!
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。