専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
マイペースで運べれば押し切れる!
2016/1/8(金)
どうも!美浦の古川です。
今年3日(日)にトレセンへ行って日頃お世話になっている厩舎へ年始の挨拶回り。そして5日(火)から2016年の競馬が始まったかと思えば、今週末の9日(土)~11日(月)は3日間開催。競馬関係者(自分)にとってはハードスケジュールだが、そんな中でもでシッカリとトレセン取材を敢行。「穴ズバッ」読者のためにとっておきのお年玉(穴馬情報)をお届けするので、3日間開催を思う存分お楽しみあれ!
さて、土曜の「穴ズバッ」で取り上げるのは中山11R・ポルックスSの①パワーポケット。昇級初戦の前走は2番人気に推されたものの⑪着惨敗。抑える競馬を試みたが砂を被ったため最後の直線で失速し、厩舎サイドは「流れが速かったし、道中揉まれてしまったからね」と敗因を説明。
2走前の京都で関西馬相手に3馬身半差で逃げ切った内容から、持ち前のスピードはオープンでも足りるはずで、自分の競馬ができるかがカギ。今回、最内枠を引いたとなればコウセイ(三浦皇成騎手)もやることは一つで、先手を取って砂を被らずに進められれば押し切る場面まで想像できる。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。