専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
今年の2勝目はこの馬で!
2016/2/6(土)
どうも!美浦の古川です。
昨年、厩舎を開業した池上昌和調教師は、助手時代に父である池上昌弘厩舎のスポークスマンとして手腕を振るっていたのは、トレセンでは知られるところ。そして、調教師として2年目を迎える今年は、父よりも先に1勝目を挙げたが、日曜は東京9R・春菜賞の⑮シーブリーズラブで2勝目を狙っている様子だ。
前走は重賞のフェアリーSに挑戦したが、さすがに相手が強かったかブービーの⑮着。しかし、厩舎では「道中2度の不利があって競馬にならなかったから」と落ち込む様子はなく、今回は自己条件に戻って勝負態勢。前走のダメージはなかったようで、中間の稽古では軽快な動きを見せ、最終追い切りには鞍上が跨がって状態を確認済み。 折り合い面からも1ハロン短縮は好材料で、広い東京コースなら直線で不利があった前走のような事はまずなく、スムーズに回って来られれば自ずと結果はついてこよう。 フタ桁着順からの巻き返しに期待したい!
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。