美味しい穴馬をお届けする、この『3つ星穴馬』のコーナー。

昨年までアイルランドトロフィー府中牝馬ステークスの名称で行われていたアイルランドトロフィー(G2、東京芝1800m)といえば荒れるレース。

G2の別定戦。過去の好走馬にもG1で活躍している馬が多く名を連ねているにも関わらず、過去5年全ての年で8番人気以下の人気薄が馬券に絡んでいて、配当を爆上げさせています。

今回のメンバーを見ると前走勝ち馬が多く、成績表を見ると「買えたやん」と後悔するような人気の盲点が多く浮かび上がりそうなレース。

でも、ご安心ください!腕利き研究員は、そんな美味しい穴馬を見逃すはずがありません。

濃厚まったりな至高の穴馬をぜひご賞味ください!

本命じゃない。でも、美味い。

アイルランドT・推奨穴馬


セフィロ

📝 推奨理由

今年より第1回としてカウントされるアイルランドTだが、施行条件は昨年までと変わらず、大きく傾向は変わらないと見る。そうなると、このレースで求められるのは速い上がり、瞬発力だ。

過去5年で上がり最速をマークした馬は[4-1-0-1]と圧巻の成績。上がり3位の馬でも複勝率57.1%をマークしており、そうした上がりを出せそうな馬を見つけ出すのが、穴馬探しの近道。そこでクローズアップしたいのがセフィロだ。

前走まで7戦連続でメンバー3位以内の上がりをマーク。走ってきたクラスやタイムの違いはあるにせよ、人気が予想されるカナテープ、ボンドガールでさえ、ここまでコンスタントに速い上がりを使えていないのだ。

1800mの経験は3走前・初音Sのわずか1戦、10着と敗れている。しかし、先に触れた通り、このレースでもしっかりとした上がりを使っているのだ。奇しくも、このレースで勝ったのはカナテープだったが、上がりはカナテープが33秒7(他に同タイムが1頭)に対して、セフィロは33秒9。勝負にタラレバは禁物だが、4コーナーでうまく馬群を捌いていればひょっとしてと思える内容ではあった。

今回はその3走前に手綱をとっていたのが横山和生騎手に乗り替わり。脚の使いどころは分かっているだろう。

いつもの脚を繰り出せば、必然的に上位へ割って入るはずだ。

📌 総評

今年は前走で3勝クラスを勝ち上がってきたばかりの馬が多く、エリザベス女王杯を狙うならば勝って優先出走権獲得、マイルCSなら勝って大きな賞金の上積みが必須です。

ゆえに直線では勝利を目指して激しい争いが予想され、波乱要素も増幅しています。ズバリ、3つ星穴馬の出番です!