11月に入ってようやく秋深しと感じられる今日このごろ、味覚の秋に美味しいものを食べていますか?

今回のオススメするのはみやこステークス(G3、京都ダ1800m)の逸品。

例年、Jpn1のJBCが行われる週に近い日程のため、既に多くの賞金を稼いでいる馬の参戦は少ない傾向。そのためか例年荒れ模様の決着が多く見られます。

芝のレースを取り上げることが続いたこのコーナーですが、前回のダート重賞・シリウスSでは9人気2着のサイモンザナドゥの激走を見抜いた腕利き研究員が「至高の美味しい穴馬あり!」と鼻息を荒くしております。

1着馬にはチャンピオンズカップの優先出走権が与えられ、今後のG1戦線を予想する上でも見逃せない一戦。美味しい穴馬をたっぷりご堪能ください。

本命じゃない。でも、美味い。

みやこS・推奨穴馬


サンデーファンデー

📝 推奨理由

木々もすっかり色づき、あと少しで儚く散っていく…。そんな季節がサンデーファンデーの稼ぎ時。

この馬の全6勝は10月から3月にかけてのもの。4月から9月の成績が[0-0-2-8]に対して、10月から3月が[6-2-1-5]とまるで別の馬のようにハッキリと傾向が分かれているのをご存知だろうか?

好調期に入ったことを示すかのように、調教ではあまり動かないタイプの馬が2週前に坂路の自己ベストに0.5秒差に迫る4F50.8秒の好タイムをマーク。ここ2週も全体のタイムこそ地味ながら、ラスト1F12秒台を連発。気温の低下とともに調子を上げていることが確かに覗える調整過程だ。

しかも今回は負担重量が58キロ。直近の4走が59→58.5→61→58.5キロと厳しい斤量を背負っての出走が続いていただけに、0.5キロでも軽くなるのは紛れもなく好材料だろう。

そして、京都のダート1800mは[3-0-1-1]、10~3月に絞ると馬券圏内を外したことがない。打ち出の小槌のごとく次々と好走要因が浮かび上がってくる。

近走着順のいい馬が多いメンバー構成とあって、このレースでは完全に人気の盲点。ここで味わっておかなければ、いつ味わうのか。それがサンデーファンデーなのである!

📌 総評

直近5年で3度も3連単10万超えが出ている、まさに荒れるレース。今年は8歳馬1頭、7歳馬1頭を除くと、あとは全て5歳以下というフレッシュなメンバーですが、近走の勢いに気を配りつつも、これまでのレースを丁寧に振り返れば、馬券的な実りが十分に期待できるでしょう。