先々週のアルゼンチン共和国杯に続いて、先週のエリザベス女王杯でも当コンテンツで紹介した、単勝オッズ32.7倍、9番人気のライラックが3着と激走!

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競馬ラボが誇る腕利き研究員の★★★が馬券にピリッとスパイスを効かせました。

今週土曜開催の、2025年福島開催のフィナーレを飾る福島記念(G3、福島芝2000m)も、荒れる香りがプンプン漂う混戦模様。

腕利き研究員が至高の穴馬をお届けします!

本命じゃない。でも、美味い。

福島記念・推奨穴馬

⭐⭐
パレハ

📝 推奨理由

先週のエリザベス女王杯は、牝馬のレガレイラがグランプリホースの貫禄を見せ付けて完勝!

もちろん、牝馬限定のG1だから牝馬が勝ったのは至極もっともな話ではあるのだが、そのレガレイラは昨年の有馬記念を勝っているように、近年は牡馬相手の重賞でも牝馬の好走が目を引く。

この福島記念においても、昨年はフェアエールングが2着、一昨年はホウオウエミーズが勝っている。

今年は特別登録24頭のうち、およそ半数の11頭が牝馬。登録馬の名前を見ても、十分狙いが立つ美味しい穴馬候補が複数いる中で真っ先にチョイスしたのが、オープンへの昇級2戦目となるパレハだ。

3歳時に1勝馬の身でオークスに出走はあったものの、条件クラスを卒業するのに時間を要した叩き上げ。とはいえ、ここに来ての勢いはなかなかで、1勝クラスを勝ったあとは3戦で2勝クラスを突破し、続く3勝クラスも連勝。

オークス以来の重賞挑戦となった前走のクイーンSも中団から渋太く脚を伸ばして、勝ったアルジーヌとコンマ3秒差。2着ココナッツブラウンは前週のエリザベス女王杯5着、パレハとクビ差の4着だったライラックは3つ星穴馬推奨で3着だ。

仮にココナッツブラウン、ライラックがこの福島記念に出走していれば、上位人気の一角となったかもしれない。そして、もしかすると、このパレハがエリザベス女王杯に出走していれば、見せ場を作っていたことも十分考えられる。

話はやや逸れたが、父のサトノクラウンはデビューから3連勝で弥生賞を勝ち、ダービーでも3着と好走したが、本当に強くなったのは古馬になってから。この馬もそうした軌跡を描いており、今の充実ぶりなら、このメンバーに入っても好勝負可能と見る。

📌 総評

福島といえば小回りで逃げ・先行が強いイメージですが、過去10年の傾向を見ると、直線一気の追い込みはやや厳しいものの、差しもしっかりと決まっています。

仕掛けが早くなって展開が目まぐるしく変わる中でも器用に立ち回れる馬に注目してください。