6月からスタートした26年クラシック世代も、いよいよ2歳チャンピオンを決めるシーズンがやってきました。

阪神ジュベナイルフィリーズ(G1、阪神芝1600m)は2歳女王を決める牝馬の戦い。

各所で再三報じられているように、今年は1997年以来となる重賞勝ち馬がいない2歳女王決定戦となりました。

我が競馬ラボが誇る腕利き研究員は、この秋もアルゼンチン共和国杯→エリザベス女王杯→福島記念と3週連続で推奨馬が激走するなど、毎週のように美味しい穴馬をお届け中!

どこからでも狙える一戦ですが、いかにも荒れそうなレースこそが腕の見せどころ。腕利き研究員珠玉の穴馬をぜひともその目でお確かめください!

本命じゃない。でも、美味い。

阪神JF・推奨穴馬

⭐⭐⭐
11 スウィートハピネス

📝 推奨理由

今年の阪神JFは事ある毎に「重賞勝ち馬がいない」というワードがついて回るのだが、確かに現時点で飛び抜けたパフォーマンスを見せた馬は少ない印象を受ける。

ならば、一戦ごとに力を付けているのがハッキリと見て取れる、この馬にもチャンスはあるだろう。

新馬勝ちのあと、白菊賞でマーゴットラヴミーから3馬身差の2着。この敗戦により人気の面では大きく水を開けられてしまったが、レースぶりを改めて見てみると、悲観する内容ではない。

大外から楽にハナを切り、そのまま逃げ切ったマーゴットラヴミーに対して、こちらは少頭数ながら密集する馬群で揉まれる展開。直線では最内を突いて2着争いを制した渋太い末脚は、これもまた見どころ十分。今後に繋がる上々の内容だった。

また、新馬戦ではレース序盤から若さを覗かせ、3~4コーナーにかけては大きく外へ振られ、鞍上が何度もステッキを入れて矯正していたが、前走ではそうした面がかなり改善され、気性面に大きな成長も窺えた。

今回はマーゴットラヴミーとの再戦であるとともに、G1で一気の相手強化となるが、馬群で揉まれる経験をしているのは心強く、今年のメンバーなら混戦を突き抜けてくる可能性は十分ある!

📌 総評

外回りコースができる改装前の阪神芝1600mはスピード、器用さも求められましたが、改装後は長い直線も相まって能力がストレートに出るコースとなりました。

軽快なスピードだけで押し切るのは難しく、長くいい脚を使える個性にも注目してください。