今年はフルゲートを大きく割り込む14頭立てで行われる朝日杯フューチュリティステークス(G1、阪神芝1600m)

28年ぶりに重賞勝ち馬が出走しなかった先週の阪神JFとは打って変わって、こちらは重賞勝ち馬が4頭。そのうち3頭が無傷の2連勝でこの大一番を迎えており、熱い戦いが予想されます。

しかし!人気通り、実績通りに決まらないのが競馬の面白いところ。我が競馬ラボが誇る腕利き研究員は、人気馬を凌ぐ輝きを秘めた珠玉の穴馬をリサーチしています。

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本命じゃない。でも、美味い。

朝日杯FS・推奨穴馬

⭐⭐
11 カクウチ

📝 推奨理由

角打ちとは「酒屋の店内において、その店で買った酒を飲むこと。また、それができる酒屋のこと」※Wikipediaより

筆者の住む街では、そのスタイルで飲む店はないのだが、今年は都内の某所で角打ちを楽しませてもらった。

そんな余談はどうでもいいが、キャリア3戦目での初勝利、そこから即G1挑戦ということで人気が全く無いのも当然だろう。

しかし、キャリアが少ないもの同士の対戦、レースの流れや馬場状態によって走破タイムは変わってくるとはいえ、2戦連続して芝1600mで1分33秒台をマークしている事実は侮れないのではないだろうか。

メンバー中、1分33秒台を出した馬は6頭いるが、キャリアで2度となると、この馬とコルテオソレイユの2頭だけ。それが何とも不気味に見えて仕方ないのだ。

2走前は最後方から差して2着馬とは同タイム。前走は今回と同じ舞台の阪神芝1600mで、道中自分から果敢に先頭を取り、そのまま押し切った強い内容。少なくとも1勝クラスなら十分通用するパフォーマンスは示している。

G1の高いハードルはあれど、絶好調の岩田望来騎手が何とかしてくれるのではないか…。

そして、昨年の勝ち馬アドマイヤズームは未勝利を勝ったばかりでの戴冠だったではないか。そんな期待も含めて好配当の使者に指名したい。

📌 総評

舞台は先週の阪神JFと同じ阪神の芝1600m。外回りコースができる改装前の阪神芝1600mはスピード、器用さも求められましたが、改装後は長い直線も相まって能力がストレートに出るコースとなりました。

結果的に先週の阪神JFは、重賞好走実績があった1着スターアニス、3着タイセイボーグが長くいい脚を使って上位に入着。このレースも長くいい脚を使える個性に注目してください。