騎手時代に約20万人が来場した90年ダービーをアイネスフウジンで逃げ切った中野栄治元調教師が、
独自の視点で重賞の好調教馬を導き出します!
【CBC賞】豪快デモ!レジェンド・中野栄治氏の読みは大荒れ!?
2026/8/8(土)
| 当週 栗東CW(良) | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 65.0 | 49.7 | 35.4 | 11.4 | 一杯 | ||
先週のアイビスサマーダッシュ、S評価だったピューロマジックは僕の期待に応えてくれたんだけれど、それにしても速かったね。
あの競馬をされては後続も厳しくなるし、それでいてレコードで突き抜けるんだから本当に強かった。それまでのレコードホルダーだったカルストンライトオの時とは開催日や馬場の違いがあるので比較は難しいものの、53.5というタイムはしばらく破られないんだろうなぁ。
今週は中京のCBC賞を取り上げようかな。ナンバーワンはタマモイカロスだ。
先週の坂路はアイビスサマーダッシュで2着のロードトレイルを子ども扱い。今週のCWコースの追い切りでも楽々と先着して、実に豪快なデモンストレーションだったね。
それでも最後まで余裕があったし、凄くいい状態だと思う。初の古馬相手でもハンデ戦ならチャンスは十分だろう。
そういえば名古屋に行く際に使う東海道新幹線に個室ができるんだってね。2003年以来らしいけれど、新幹線の個室とは懐かしいなぁ。高速化や乗車率を上げるために一度は消滅したものの、技術の進歩と需要の変化なんだろう。
ちなみに僕が若い時は新幹線の個室には入らなかった。当時あった食堂に入り浸っていたなぁ(笑)。新幹線に食堂があったことは若いファンは知らないかもしれないね。
昔は新幹線の品川駅がなく、東京の次は新横浜。そこから食堂が開いたんだ。いつも5~6人で行っていたけれど、東京で乗ってから食堂の入り口で待って、席取りをするのが僕の仕事。
奥の席を陣取って、ミニチュアサイズの50mlほどのウイスキーを片手に宴会していたのを思い出すよ。今なら怒られそうだ(笑)
ペプチドヤマトの芝替わりはちょっと興味があるんだ。元々芝でもやれる手応えのあった馬で、4走前に久々に芝を使った時の敗戦も不運が重なっただけ。
肝心の動きも1、2週前の坂路では連続で4F51秒台の好時計。今週のCWコースでも覇気があって力強い動きを見せていたね。
タマモブラックタイは追い切りで動くタイプだけれど、それにしても今週の坂路ではチップの跳ね上がりが高くて、蹴りが力強かった。ムラな馬でも状態はかなりイイ。
最後にジェニファー。前走は格上挑戦で2着だから勢いがあるよね。その前走が連闘策。今回は疲れをとって、坂路でも軽快な脚取り。動きを見る限り反動どころか、前走以上の状態にあると思う。
ドンエレクトス
日曜の狙いはレパードSのドンエレクトス。以前砂を被った時に脆さを露呈してしまった馬で、現状ハナか、2番手でないと力を出し切れないタイプだ。有力馬が外枠に行った今回は積極策を取れれば面白いんじゃないかな。
プロフィール

【中野 栄治】Eiji Nakano
1953年大分県生まれ、東京都出身。父は大井の元調教師という家庭で育ち、1971年に騎手デビュー。数多くの活躍馬に騎乗し、約20万人が詰めかけた1990年日本ダービーをアイネスフウジンで逃げ切り伝説を作る。1995年には調教師に転身。短距離G1を2勝したトロットスターなどを育て、日本競馬にその名を残した名ホースマン。





