コスタノヴァ      
当週 美浦ウッド(良)
84.1 68.2 53.9 38.5 11.6 馬なり

いよいよG1の開幕だね。ダートとはいえ今年最初のG1ということで、ファンの方も盛り上がってるんじゃないかな。

まずはもう恒例だね、昔話をさせてちょうだい(笑)

1999年に勝ったメイセイオペラって覚えてるかな?地方所属馬として初めてJRAのG1を勝った馬で、地方所属ながらJRAG1を勝ったのはこの馬だけだよね。

この馬は今泉牧場、今でいう福島のテンコー・トレーニングセンターで調整されていた馬で、その場長とオーナーとは現役時代から付き合いがあったんだ。それでメイセイオペラがレース直前に美浦で調整していた時に、追い切りに乗ったことがあったんだよ。

いやぁ、今だから言えるけれど、まさか勝つとは思わなかった(笑)

メイセイオペラがフェブラリーSを勝った日は1月31日だったんだけど、実は僕の父の命日でもあったんだ。このあたりも冠婚葬祭ジョッキーと言われる所以なのかもしれない(笑)

それでは本題。今週のナンバーワンはコスタノヴァ。これは久々の前回も良かったけど、更に良くなっているね。集中力があって、実に素軽い動きだった。

マイルにも実績があるし、状態は文句なし。あとはR.キング騎手の腕次第だろう。サウジアラビアで乗ってから直行とは凄いスケジュールだね。


次に良かったのはガイアフォース。跳びの大きい走りだけれど、躍動感のあるフットワークが目に付いた馬だ。時計だけならチャンピオンズCの時の方が速かったものの、全体のバランスは明らかに今回の方が良かったよ。

エンペラーワケアはここを目標に予定通りに来ている感じだね。伸びやかな走りで気分良さそうに走っていたし、筋肉も付いた印象で成長も感じるね。

最後にペプチドナイル。昨年の覇者だ。7歳を迎えた今年も元気一杯だね。1週前より、ブリンカーを着けた今週の方が動きに鋭さがあった。いい意味でスイッチが入った追い切りだったと思うよ。


京都7R
ダイヤモンドレイン      

浦開催ということもあって頭数も少ない2400m戦。スローペースが濃厚だ。ダイヤモンドレインは単騎逃げまで狙える。前走は行けなかったうえに接触の不利もあった。見直したい。