騎手時代に約20万人が来場した90年ダービーをアイネスフウジンで逃げ切った中野栄治元調教師が、
独自の視点で重賞の好調教馬を導き出します!
【中山記念】フェブラリーSはシッカリ的中!勢いに乗るレジェンドが中山記念を解く
2026/2/28(土)
| 一週前 栗東ウッド(良) | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 94.4 | 78.0 | 63.9 | 50.4 | 36.4 | 11.5 | 一杯 |
先週のフェブラリーSは幸先よく、S級評価に挙げたコスタノヴァが勝ってくれたね。ゲートさえクリアできればやはり一番強かったということだろう。
さて、今年で定年を迎える調教師も今週がラストウィーク。先週は根本康広調教師の話をしたけど、同じく定年を迎える小西一男調教師も同期でね。
物静かで淡々としているんだけど、何か信念を持っていた人だったなぁ。だから馬主さんにも信頼されていたんだと思う。ちなみに娘さんは横山和生騎手のお嫁さんでもあるよね。まさに競馬一族だ。
土田稔調教師は大人しい性格で猫好きでも知られていたかな。これは豆知識だ(笑)。でも厩舎ではなく家で飼っていたらしいね。
なんでかって、トレセンの厩舎内では犬、猫は飼っちゃいけないルールがあるんだよ。牧場には猫なんかがいるから意外じゃないかな。馬が暴れてしまうからという理由でダメなんだ…。
南田美知雄調教師は九州出身。お話好きな人でね。そういえば東京に来た時は刺身が食べられないって言ってたんだけど、今は食べられるようになったのかなぁ…(笑)
いずれにしても悔いのないように、第二の人生を迎えてほしいね。長い調教師生活、本当にお疲れさまでした。
それでは話を本題に移して、今週の中山記念、ナンバーワンはセイウンハーデスだ。
1週前のCWが迫力満点。全身を使ってリズム良く走っていたし、併せた相手を置き去りにしていたよね。
前2走は相手も悪かったし、状態自体良い頃になかったように思うんだ。それに比べて今回はそれこそ勝ったエプソムCの時に戻っている印象がある。
チェルヴィニアは立て直したことで良くなってきた。何か集中力がなかった前2走から今回はブリンカーを着けてきたけど、追い切りでも効果があったようだし、変わり身があっても不思議はないよ。
レーベンスティールはかなり乗り込んでいるね。1週前も併せ馬で軽快な動きが目立っていたし、今週も重い馬場ながらシッカリ動けていたからね。ここ目標にシッカリ仕上げてきたようだ。
最後にカラマティアノス。1週前は津村騎手が跨って速い上がりをマークしていたし、今週はホウオウビスケッツを相手に見劣りしない動き。中山金杯を勝ったあと、さらに状態を上げている感じだね。
ミルミナーヴァ
日曜の狙い目は阪神7Rのミルミナーヴァ。なかなか戦績が安定しないけれど、スピードはこのクラスでも上のものがあると思うんだよね。坂井瑠星くんとは手が合うようで、今回内枠からスタートを決めて先行できれば面白いんじゃないかな。
プロフィール

【中野 栄治】Eiji Nakano
1953年大分県生まれ、東京都出身。父は大井の元調教師という家庭で育ち、1971年に騎手デビュー。数多くの活躍馬に騎乗し、約20万人が詰めかけた1990年日本ダービーをアイネスフウジンで逃げ切り伝説を作る。1995年には調教師に転身。短距離G1を2勝したトロットスターなどを育て、日本競馬にその名を残した名ホースマン。





