騎手時代に約20万人が来場した90年ダービーをアイネスフウジンで逃げ切った中野栄治元調教師が、
独自の視点で重賞の好調教馬を導き出します!
【スプリングS】レジェンドもシビれた!注目の若駒がクラシックへ名乗りを上げる
2026/3/14(土)
| 一週前 栗東ウッド(良) | ||||||
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| 83.3 | 67.5 | 52.1 | 36.8 | 11.0 | 馬なり | |
今週は競馬にWBCの準々決勝に、忙しない週末になりそうだね。日曜はテレビが2台欲しくなりそうだよ(笑)
さて、競馬は皐月賞のトライアルとなるスプリングSが行われる。まだ混沌としている今年のクラシック戦線だけれど、このレースで主役が生まれるのかもしれないし、楽しみにしているんだ。
スプリングSと言えば、1989年に騎乗したローゼンリッターを思い出すなぁ。古いよって言われそうだけど(笑)
想像つかないかもしれないけれど、当時のスプリングSは5着まで皐月賞の優先出走権があったんだ。
ローゼンリッターは当時未勝利の身で臨んでね。それでもこの馬には走る、良いイメージを持っていてね。
結果は6着。あと一歩で出走できなかった。でもすぐ2勝して、その後にはオープン入りしたんだ。今でも僕の見立てに間違いはなかったと思ってるよ。
ローゼンリッターはその後、僕がアイネスフウジンでダービーを勝つためにお膳立てしてくれた馬でもある。昨年のダービーの時にも話したけれど、この話は長くなってしまうから今日はやめておこう(笑)
それでは本題に移して今週のナンバーワンはアスクエジンバラだ。
1週前のCWでは追ってからの反応が抜群だった。併せた相手を置き去りしていたし、その動きにはちょっとシビれたね。
今週の坂路も余力を残して終いもイイ伸びだったし、順調に来れていると思う。岩田康誠騎手も付きっ切りで乗っているとあって、期待は大きいだろう。
そうそう、先日はとある牧場のスタッフと会食したんだ。楽しいひと時だったなぁ。
僕はもう競馬界を離れているけれど、そういう関係者との付き合いは今後も大事にしていきたいよね。面白い話があったら、ここでも話せる範囲で紹介していくのでお楽しみに!
サノノグレーターの前走は一頓挫明けだったので仕方ないかな。その糞前走からの上積みは大きいはず。今週の坂路では好時計が出ていたし、動き自体も力強さが前走時とは違ったよ。
ラストスマイルは大型馬でスピード感はないんだけれど、ゆったりと伸び伸び走れていて迫力満点の動き。1週前のウッドコースでの追い切りは仕掛けてからの反応も良かった。好調キープといったところだ。
最後にサウンドムーブ。1週前は少し動きが重かったのに、今週はクロワデュノールと併せて互角の動きを見せていた。切れ味が増した感じがするね。
カルチャーデイ
日曜の狙い目は阪神メインの米子城S。カルチャーデイの逃げ切りに期待したい。同型のテイエムスパーダがいるんだけれど、最近そこまでテンが速くないよね。カルチャーデイはハナならしぶとい馬。55kgでの一発に期待したいな。
プロフィール

【中野 栄治】Eiji Nakano
1953年大分県生まれ、東京都出身。父は大井の元調教師という家庭で育ち、1971年に騎手デビュー。数多くの活躍馬に騎乗し、約20万人が詰めかけた1990年日本ダービーをアイネスフウジンで逃げ切り伝説を作る。1995年には調教師に転身。短距離G1を2勝したトロットスターなどを育て、日本競馬にその名を残した名ホースマン。







