
「血統分析」に心血を注ぐこと数十年。東大卒の頭脳と豊富な経験によって完成した独自の理論から導いた自信の『本命馬』と、一発逆転の可能性を秘めた『お宝馬』を披露する。
直近の血統激走馬
- 4月20日 中山11R 皐月賞(G1)
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本命馬◎クロワデュノール(1人気) 2着
血統に基づく堅実な結果!
- 4月19日 阪神11R アンタレスS(G3)
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本命馬◎ミッキーファイト(1人気) 1着
譲れない一戦で強さを見せた!
ニュースター誕生
2015/11/13(金)
土曜東京11R 武蔵野S(G3)(ダート1600m)
◎本命馬 |
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⑤モーニン (牡3、栗東・石坂厩舎、川田騎手) |
先週のゴールドアクターに続き、断然の人気でも今後を見据えて敢えてこの馬に本命を献上したい。道悪も問題なし、前走の時計でもこのレースの水準レベル。
またスタート地点が芝のダートコースを得意とするストームバード系でもある。最大のライバルであるノンコノユメが、58キロで3キロ差貰えていることはとにかく大きい。チャンピオンズCの1800mはあまり向いていないと思うが、フェブラリーS出走を睨むなら賞金的にもここは絶対に落とせないレース。問題はヒモ選びだろう。
$お宝馬 |
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③アドマイヤロイヤル |
高齢馬ということもあってか、近走は好走しても次走人気にならなくなっている。G1ではさすがにもう厳しいが、その分狙いは得意の東京での前哨戦やオープン特別に限られている。56キロの斤量、得意の道悪であり、前に行きたい馬が多くて好位差し馬にも利がありそう。今回こそは、好走の条件が揃ったと考える。
相手上位には⑩ノンコノユメ、⑪ゴールデンバローズ、⑫チャーリーブレイヴ、⑨ナガラオリオン、⑦グレープブランデー。
※土曜公開の日曜版予想はG1特集の特別企画として「G1直前の軍資金づくり予想」を提供します。
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プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。